流通経済科の特色

企業における商品販売活動に関する専門的な学習を通じて、マーケティング能力やマネージメント能力を養います。
また、「インターンシップ(販売実習)」体験で実践的な経験をすることにより、学習で得られた知識をより深めるとともに、コミュニケーション能力を育成します。

 

学習内容

1年次

企業における業務に必要な基礎的な知識を身につけるため、「ビジネス基礎」「簿記」「情報処理」などを学習します。
また、それぞれの科目の検定試験を受験することによって、その達成度を確認するとともに、基礎的な知識の充実を図ります。

 

2年次

AコースとBコースの2つのコースに分かれます。
Aコースでは、「マーケティング」の授業をとおして、流通ビジネス分野における商品の流れや販売方法などを中心として学習し、その分野における専門的な知識を身につけることができます。
Bコースでは、Aコースと比較して、体育に関する授業が多く組まれており、スポーツの指導的役割に必要な専門的な知識も身につけることができます。
小売店における販売の基本を実践的に学ぶため、ショッピングセンターや百貨店で3日間のインターンシップ体験をします。実践的な学習などを通じて得られた知識の確認及び浸透を図るため、日商販売士検定3級の資格取得を目指します。

 

3年次

いままでに学習してきたマーケティング科目などの専門的な知識をより深めることにより、企業における実践力を養います。
販売に関する専門的な知識を基に、売り場や店舗を管理する能力、部下を指導育成する能力など、売り場の主任、部課長など中堅幹部に必要な知識を学びます。その達成度を確認するため、日商販売士検定2級の取得を目指します。
販売知識だけではなく、「経済活動と法」の科目では、日常の経済活動や生活に関係する法律知識を学びます。